
4月になりますと、桜の花が咲き、様々な花が咲き乱れます。
茶道のお稽古も、炉の季節の名残にもなり、屋外で、野点を楽しんだりします。
来月から、茶道の世界は、「炉」から「風炉」へ。 炉の季節の名残りとも言える4月は、釜も、ごとくが無くなったりします。季節は、確実に春に向かっていますね。
こんな時の お点前に、 「旅箪笥」という茶道具があります。
「旅箪笥」は、
利休居士が天正十八年、小田原の陣に豊公に従われ、転々とする宿営に便ならしをするために創意されたもので、当時としては簡便な携行品とされました。
武士は、戦場の中でも、一服の茶を愛していたのですね。
平和な今の世の中では、野に、席をつくり、釣釜をかけます。
屋外では、天井がないので、木を三本たてかけさせて、バランスをとりながら、釜をかけます。野趣、豊かですね。
花見の季節、釣釜のゆらゆら、揺れる風情を楽しみながら、茶をいただく。
満開の桜の木の下で、貴方様の考えられる夢は、何なのでしょう。
そっと、教えてくださいね。
そんなことを考える、春の午後です。。。。。。。。。。。。。。。。
商品説明 |
この商品は、利休様の好みの写しです。 桐生地でできています。 木目は、商品により違いますので、写真の通りにはなりませんが、材料を吟味して仕入れておりますので、ご安心ください。 桐の一枚板でできた商品もございます。 |